クリエイティブでたくましい選手

日本サッカー協会指導方針に「クリエイティブでたくましい選手の育成」と言う項目がある。
以前は、たしか「クリエイティブな選手の育成」だったと思うがいつの日か「たくましい」が追加された。クリエイティブでたくましい選手とは、日本でもっともメジャーなスポーツ野球と比較してみる。
キックオフ、プレイボールの合図でゲームが開始されるが、その後は一転する。
ゲームを進める上でサッカーの場合、プレーの最中に監督やコーチのサインにより選手は動かない。
アドバイスはあるものの、監督（大人）のサイン（指示、命令？）で選手はプレーを判断しない。
クリエイティブでたくましい選手とは、局面に応じたもっとも適切な判断、プレーができる選手であり、
そのためには豊富なアイデアを持ち、自分で的確な判断ができる必要があるとされています。
詳しくは分からないが、野球も監督のサインが無ければもっとすばらしい選手が育つような気がする。
その為に、
「指導者が教え過ぎて選手が考える芽を摘み取ってはならない」とサッカー協会では提言している。
VALIEでも選手のアイデアをもっと表現させてあげたいと思う。
色々なポジションを経験させ、色々なアイデアを持てる選手に育って欲しいと思う。
最近、特に思うのが選手育成とは「多くのアイデアを持てる選手」になること。
その為に基本技術を身につけること。
その為にはゲームの勝敗は、全くと言って関係ない。
子供達はいずれ「クリエイティブでたくましい選手」に近づいたときに多くの勝利を手にするのだろう。
星の数ほどいるサッカー選手、星屑をほどいるサッカー指導者、
その中に埋もれ自分達を見失わないよう、その指針だけはいつも持ち合わせていようと思う。