５月２５日朝、 突如PCのHDDが旅だったこんなことはよくある話だが、
そのコンピューターが仕事で使う物なのでショックが大きい。
大きいどころか、全く仕事ができなくなるのだから始末が悪い。
一般的なコンピューターなら一晩もあれば全てを作り替えることも出来るだろうが、
RAIDで組んである物だからたちが悪い。
ソフトウェアーもそれを前提にシステムを組んであるからお手上げ状態になる。
お手上げ状態、時間がある、だからこのblogに投稿している。
なんとも皮肉である。
失った物は多いいが、また新たにシステムを作り替える楽しさもある。
サッカーと同じ？いや違うね！スポーツで負けて失うことなどない、
むしろ負けて得ることが大きいだろう。中途半端に勝より、負けた方がよいこともある。
週末のTMも同じようなことがいえる。何かを掴み、何かを得るために、
進化するためにTMがあるのである。反省の為のTMであり、目的のためのTMである。
何かを掴むためのTMである。
２日間TMに付き合ったが、
センターフォワードの選手がサイドバックで困惑している姿、
センターバックの選手はセンターフォワードでスピードに乗れない姿、
ポジションを変えながら選手自身に考えさせ、違うイメージでサッカーを捉えさせること、
ベンチに入って戴いた元JY監督は、一つ一つのTMを無駄にしていなかった。
私はと言うと、U-9を見ていた。
ある1人の選手に注目していた。今までミニゲームではゴール前にしかいなかった選手、
性格的にも温和しく、優しい子供。だが最近ものすごく変わった。
強いプレー、勇気あるプレー、ゴールへ向かうプレー。
何よりこの選手がゲームの中でのゴールを見たかった。そして一緒に喜びたかった。
出来た、見事に得点できた。なによりもすばらしいゴール、嬉しいゴール。
ハイタッチで共に喜んだ。
サッカーというある種、激しいスポーツだけにこの年代でも諦めてしまう選手もいる。
自分の子供には無理かも、と
でもゴールを上げた選手を見ると、諦めないで続けた成果がゴールへと繋がったのである。
彼の人生にとっても大変価値のあるゴールだと思う。
サッカーは子供を大人に変える。 って本当なんです。
その日曜日、雨天の中TM４試合が終わった後、
２人のU-10選手がリフティングで競い合っていた。
全ての選手が帰った後始まった競争。
試合以上に汗をかいていたようにも思えたが、
この様な選手がVALIEにいることが嬉しく思う。
ついこの間まで５０回そこそこだった選手が１００回はおろか、
３００回も簡単に突けてしまうのだから、"競争原理"は恐ろしい。
負けたくない気持ちにサッカーが変える。
やはりサッカーは子供を大人に変える。 って本当なんです。
この２人がゲームに負け、ぽろぽろと涙を流す姿をふと想像してしまった。
その時こそVALIEにまた新しい風が吹くのだろう！
