お馴染み「バンドエンド」
我々も小さいときからお世話になっている必需品。
サッカー選手なら尚更この商品を使う頻度は高い。
この商品に、今革命が起きている！
それが、上記のキズパワーパッドである。
キズは乾かして、かさぶたをつくって治すもの？
しかし現在、専門の医療現場では「モイストヒーリング」という治療法が広まっています。
モイストヒーリングとは、「キズ口を清潔にし、そこから出る体液（滲出液（しんしゅつえき））を
保った方が痛みが少なく、キズは早くきれいに治る」という考え方です。
実は、体液（滲出液）にはキズを早く、きれいに治す力が秘められています。
この体液（滲出液）の力を最大限に活かすためには
キズ口を乾かさない（かさぶたをつくらない）ことがとても大切なのです。
さらに、我々は、傷の手当て＝消毒 という当たり前のパターンがありました。
これがまた治りを悪くする要因となっているようです。
消毒＝細胞の破壊 というのです。
消毒は、細胞膜や細胞質の構成成分である蛋白質の立体構造を変えて変性させ，
そして細菌を殺してしまいます。
よく患部を水で綺麗に洗い、
キズをぴったり覆って乾かさない新素材のキズパワーパッドでの手当が賢明の様です。
サッカー選手によくある爪が剥がれて既に爪が無くなっている場合も、
キズパワーパッドで覆うと痛みはなくなります。
その後は1日1回交換しておけば，7～10日できれいに皮膚のような組織が覆いますので，
あとは爪が生えてくるのを待つだけです。
通常は2週間後くらいから，爪半月の部分に新しい爪が顔を出します。
「キズドライ」という商品があります。
モイストヒーリングと真逆な発想、商品でありますが、
個人の判断でお使い下さい。
外傷をモイストヒーリングで治療している近くの病院
すずき整形外科
大月市御太刀２－８－８ ℡＆Fax 0554-22-6500
