勿論、海外サッカーのことである。
私の好きな、極めつけの選手といえば、、イニエスタとセスクである
かれらは、スペイン人。FCバルセロナのカンテラで育つ。
イニエスタ 1984年5月11日（25歳）身長 170cm体重 67kg
セスク 1987年5月4日（22歳）180cm体重 70kg
また、 シャビも 1980年1月25日（29歳） 身長 173cm 体重 68kg
日本人でもよくいる体型である。
しかし、彼等がピッチに立つと、ピッチの空間、
時間全てコントロールしてしまう程ののオーラを感じる。
ロナウドやルーニーでは無い、そう言った威圧感と違った、
優しさに包まれたコンダクターの様に感じる。
何故だろう？
パスのセンスじゃないのか？
1mmの無駄もない、1秒のロスもないパスコントロール
強弱を使い分けたパス、スピンを使い分けたパス。
タメを作り、相手を引きつけディフェンスが足を出せない狭いところにパスを通す
まさしく、彼等はピッチのコンダクターである。
美しいハーモニーを奏でる為にそのゲームの中心に位置するコンダクターである。
「４」 を背負う選手。
バルサ4番の系譜には、
カンテラ出身者からグアルディオラ、シャビ、セスク・ファブレガス、
マルク・クロサス、イニエスタらが名を連ねている。
不思議と 「頭」 「センス」の良いと思う選手では？
ヨーロッパの大男と対戦するのには、ハンディーが有りすぎ、
しかし彼等が転ぶ姿は、殆ど目にしない。
相手選手に体をぶつけないのである。
スルリと躱す技術を持つ、プレッシャーをかけてきた相手の逆を取るトラップで、
自分優位のボールキープスペースを作り出すことができている
相手の重心の位置やボールの転がり方などを一瞬で判断し、
うまく体を使うことで、イーブンボールをほとんど自分のボールにすることができる。
相手がプレッシャーをかけてこないと見るや積極的にドリブルをしかけ、
ゴールへとつながる決定的なラストパスを供給する。
ドリブル時の複雑フェイントは彼らには無い、
持ち前の判断力と柔らかさを活かして、相手の守備網のわずかな隙間をスルスルと抜けていく。
しかるに、ケガも少ない。
「４」という番号は、DFの番号でない。
なくとも世界では「４」はゲームをコントロールするコンダクターの番号である。
どうだろう？
これでも世界のサッカーを見る気にならないのかい?
