先週、卒団式があった。
毎年行っているものの、選手個々に於いて様々な思いがあったと思う。
ただ、共通して言えるのが、
サッカーが好きで、VALIEが好きで、生活の多くをサッカーに注いだ
中学校生活であったと思う。
卒団した選手は、次のステップで活躍することを期待する。
その為の３年間だったのだから！
その次がどの分野であれ、VALIEで培ったものを開花させて貰いたい。
サッカー、勉強、他のスポーツ と。
全てはバランス良く。
高校生活であれ、中学生活であれ
そのバランスが崩れてしまうと、全てを失う危険もある。
勉強でだけしてれば良いのか？ いや違う。
サッカーだけ？ いや違う。
要は、VALIEのサッカースタイルと同じで、
切り替えを早く、攻守のバランスを保つこと。
そのシーンでは絶対譲れないものもあるだろう、負けれないものもあるだろう。
しかし、次の場面では切り替えを早く、ずるずるしないこと。
勉強、スポーツ、遊び、
すべて切り替えを早く、その場面では真剣に取り組んで貰いたい。
サッカーと同じなんだよ！
その事を君たちは学んだんだよ！
私たちが一番願うこと。
VALIEの練習には、卒団生達がやってくる。
何時もではないが、一緒にユース選手とジュニアユース選手がトレーニングを行っている。
ジュニアからジュニアユースへ入った選手も同様に、
ジュニア選手らとサッカーをしている。
卒団した選手が遠征に付き合ったり、レフリーしたり、
そんな場面は珍しく無く、当たり前のようにさえ見ているのだが、
この光景が、一番の財産なのである。
上手い選手を何人育てたかではなく、この地域でサッカーというスポーツが
本当に根付いている証なのだと思う。
希に、社会人チームと一緒にミニゲームをしている選手もいたり、
この地域がサッカーというスポーツを通して素晴らしいコミュニケーションを
作っていることは間違いない。
今期、卒団した選手も、また遊びに来て欲しい。
我々は、それを願っているのだから。
サッカーには、上下は無い。
一つのボールに対する大切な思いさえあれば、一緒にゲームが出来る。
サッカーはそんなスポーツなのです。
