強靱【きょうじん】

今朝未明に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ

マンチェスター・ユナイテッド 2 - 2 FCポルト
ビジャレアル 1 - 1 アーセナル

ポルトでは東京Ｖなどで活躍したフッキがフル出場、
切れ味鋭いドリブルと積極果敢なシュートで、マンチェスター・ユナイテッドの守備陣を苦しめた。
その結果はマンチェスター・ユナイテッドに連覇への黄信号が灯った形となった。
また、別の見る方とすると2レグが非常に面白くなったとも言えよう。

このプレミア勢アーセナルのスケジュールはというと、

４日プレミア
７日チャンピオンズリーグ
１１日プレミア
１５日チャンピオンズリーグ
１８日FAカップ
２１日プレミア
２５日プレミア

どうだろう、これが世界のサッカーなのである。
Ｊリーグにおいても、Ｊリーグとアジアチャンピオンズリーグとの両立、
Ｊ２ではチーム数の増加に伴うゲーム数の増加、
過酷とはいえ、上記チームに比べると極普通なのである。
チームのトップ選手ともなれば、Ｗ－ＣＵＰ予選まであるのだから
その体力、精神力、は半端ではない。
むろん、体のメンテナンス、勝ち試合での体力の温存は当然のことである。

日本サッカーと世界の差は、この部分からもかけ離れたものがある。
国内のTV放送を見ていると試合開始前から、
高温多湿、ピッチコンディションなど多々挙げて日本チームの不利さを
アナウンスすることがあるが、それ自体非常に腹立たしく感じてしまう。
国内のゲームで壊れてしまう選手は、世界では通用しない、
どんな条件であれベストなパフォーマンスを発揮出来る選手こそ
世界で認められるのである。
その代表的な選手が、中田英寿ではないのだろうか。
12日に小瀬において、「TAKE ACTION F.C.」ｖｓ「ヴァンフォーレ甲府」が行われる、
長いブランクがあったとはいえ、その世界を見てきた中田、
世界に通じるプライドを持った中田が、
どの様なプレーを見せてくれるか楽しみである。