2009/5/31 に行われた、山梨県クラブユース選手権大会（準々決勝）
vs.ヴァンフォーレ甲府
のPhoto-videoを選手の父兄からお借りした。
すでに作品として完成してあり、アップするだけのものとなっていた。
ビデオの最後のテロップに
「このままじゃ 終われない！」 の文字が・・・
私自身、ジュニアユースと接していないだけに指導こそできないが、
個の強さ、たくましさが必要なように思える。
サッカーは確かにチームスポーツではあるが、
局面では１対１であり、そこを打開するのは個の力である。
テクニックしかり、フィジカルも当然のことながら必要となる。
されどレベルの高い試合になればなるほど、テクニック、フィジカルが通用しなくなる。
もちろん、両チームに言えることだが、
最後は、１対１を制した方が勝利を得る。
日本代表をみても、いつも思うことだが、中途半端にテクニックがあっても
世界では通じない、やはり最後はゴール前の1対1が勝負を決める。
そこには何が一体潜んでいるのだろうか？
そこの部分で勝つのには、その何十倍もの苦しさを味わう必要があると思う。
抜かれても最後の一歩が出るか、つま先に当ててでもシュートを防ぐことができるかは、
何キロもの走り込み、何百回ものダッシュ、そんなつまらないトレーニングが必要なのだろう。
見えない部分の練習が最後の最後に発揮される。
スポーツとは、そんなもので、努力しない者に勝利の女神は微笑まない。
淡々とサッカーをするのではなく、
もっともっと、無我夢中で取り組んでほしい。
「このまま、終わってしまう」 か
「このままじゃ 終われない！」 かは、君たち次第！
多分、ビデオを提供して下さったお父さんも、そんな思いでいるのだと思う。
人生を生きる上で、君達を育てる中で、妥協のない社会で生きる中で
「このまま、終わってしまう」 という危機感があるのだと思う。
君たち自身が、
「このままじゃ 終われない！」 と感じ
真剣な眼差しで、日々取り組む姿を見たい！
