我が家では、この時期になると毎年ガーデン巡りを行う。
本来ならば、自宅の庭で嗜好を凝らせた庭造りをすればよいのだが、
いかにせん、そもそも庭らしき土地がない。
２階のテラスらしきところに多少好きな草木を植えて家内が楽しんでいるくらいである。
そのストレスからか、この時期ガーデン巡りを行っている。
私自身はそのような興味は余りないのだが、通年サッカーを楽しんでいる自分にとって、
人並みに家庭サービスの一環でもある。
それでも、行ってみれば感動もし、興味も湧く。
仕事もリタイヤし、何をしようかと思ったとき、
ガーデニングでも始めるかも知れない。
そのガーデニング、
じっくりと、計画性を持ち、焦らず、勇気を持って挑むところは、
サッカーと似ています。
例えば、バラの剪定作業
バラは枝を切ることによって新芽伸びて花をつける植物です。
またその枝は３年ほどで花がつきにくくなってきますので、
新しく発生する枝と入れ替えて古い枝を準じ根元から切ることで、
常にたくさんの良い花を咲かせることが出来ます。
バラの剪定は良い花を咲かせるだけでなく、
株をいつも元気に若々しくしておく上でも重要な作業です。
決して追肥だけしていても良い花は咲きません。
日当たりと水やりだけでも綺麗な花は咲きません。
枝を削いで芽を大きくしてやり冬を越す。
この繰り返しが人をも魅了する綺麗な花を咲かせるのです。
花屋の花は、確かに綺麗です。
でも、自分で手にかけ育てた花はもっと綺麗です。
ガーデニングだけでなく、野菜作りも今、多くの人が一生懸命行っています。
人の本能には、"育てる" という事が強くあるのかも知れません。
