村松 尚登 氏
以前紹介した
「FCバルセロナスクールの現役コーチが教えるバルサ流トレーニングメソッド」の著者である。
彼が最近、主筆した本が
「テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?」である。
村松尚登氏は、戦術ピリオダイゼーション理論の国内先駆者であり、
私も筑波大学で行なわれた勉強会の模様をYouTubeで何度も見ました。
今回の本は、戦術ピリオダイゼーション理論の解説というより
今、何故スペインが強いか、バルセロナが強いか、その理由づけと
今後の日本サッカーの在り方への提言が沢山含まれていました。
読者の殆どがサッカーの指導者であると思いますが、
自分のクラブと照らし合わせて読むと大変参考になると思います。
山梨においてもジュニアのリーグ制への移行を早く進めること、
タイトルよりも同レベルでの身につくゲームの中で選手のレベルアップを図る必要があろう。
こればかりはVALIE主導で事は進まないが、
少なくとも全日本少年サッカー大会以外、トーナメント形式のスタイルは捨てる覚悟でないと
山梨のジュニア世代は、立ち後れてしまいそうだ！
私自身、日本のジュニアサッカーの現状、我がクラブの在り方、そしてこの本の意図する点を踏まえ
自分なりに消化した形で今後のサッカー指導へ役立てたいと思っております。
面白いblogがありました。
読売クラブに関するblogページですが、
「選手を育てるのではなく、選手が育つ指導をしている。」
また、
「有名サッカースクールに通いテクニックを磨き、
リフティングは千回できるけどサッカーが下手な少年」が日本には多くいる。と
全て今回紹介した、
「テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?」と
昔の読売から変わらないんですネ！
