ネーミングライツ＝命名権（めいめいけん）
一般的にスポーツ施設等の名称に企業名を付けることを云う。
赤字の公共施設の管理運営費を埋め合わせる手段のひとつとして導入され、
その範囲はスポーツ施設や文化施設などに及んでいる。
山梨においては、東京エレクトロン韮崎文化ホールが最も馴染みの所だろう。
サッカーのスタジアムでも、
ユアテックスタジアム仙台
ケーズデンキスタジアム水戸
フクダ電子アリーナ
正田醤油スタジアム群馬
味の素スタジアム
ニッパツ三ツ沢球技場
日産スタジアム
東北電力ビッグスワンスタジアム
アウトソーシングスタジアム日本平
九州石油ドーム
etc・・・と、きりが無い。
海外の有名なスタジアムとしては、
ボルトンが1997年に新本拠地として、リーボックスタジアムを開場した。
また、アーセナルが6万人の新競技場を建設し、
エミレーツ航空に命名権を15年契約の1億ポンド（当時約250億円）で売った。
FAの管轄プレミアでは、エミレーツスタジアムと呼び、
FIFA、UEFA、チャンピオンズリーグでは、アーセナルスタジアムと
二つの名前を持ってしまった。
このアーセナルの成功に右にならえ、とばかりにリバプールは建設予定の
新スタジアム名を「カールスバーグ・スタンリーパークスタジアム」にすることを計画している。
チェルシーの本拠地のスタンフォードブリッジにネーミングライツ権を設定して
売り出す考えがあることを明かした。
時代の流れと共に、プレミアのオーナーが、アジアや中東の人であったり、
お金と契約次第でコロコロ変わるスポーツの世界からもう抜け出せないのだろう。
幸いな事に？！
山梨県は、小瀬陸上競技場と県民文化ホールで計画していた
ネーミングライツ事業の本年度導入を断念した。
景気後退による企業業績悪化で、公募しても申し込みが見込めないのが理由。
しかし、その広告収入以上に、
VFKがJ1へ昇格し、
小瀬へ1万５千の人が押し寄せる、そんな活力アル、小瀬陸上競技場に変貌して欲しい、
山梨サッカーの聖地 「小瀬」 を我々の力で守ろうではないか！
その為には、・・・・！！
今こそ 「小瀬力」
