Ｗ杯決勝トーナメント１回戦
チリ０―３ブラジルチリは健闘空しく完敗を喫した。
優勝候補ブラジル相手にボール支配率は五分五分。
シュート数も１５本とひけをとらなかった。
明暗を分けたのはスピード。
ＤＦ陣がブラジルの攻撃陣の速い攻めに食らいつけずマークを振り切られて失点を重ねた。
ビエルサ監督は「敗退は正当な結果だ。この試合はビッグチームとわれわれの間に
差があることを示した」と、格の違いを認めざるを得ない敗戦に肩を落とした。
全世界にチリサッカーの凄さ、楽しさ、美しさを示してくれたが、
本当の？ワールドクラスの凄さを見せつけられてしまった。
王者ブラジル！
何故だろうと考えてもどの部分をとっても秀でている。
勿論、チームプレーとなるとバルセロナみたいな年間を通してトレーニングしているチームの方が
確立されているに決まっている。
ワールドカップの王者とチャンピオンズリーグの王者の対決が見られるものなら
間違いなく勝者は、チャンピオンズリーグの覇者インテルだろう、
ただ、この大会の凄いのは4年に一度ということ、
2年もの長きに渡り予選を行い、国を代表しての威信をかけていること、
その強いプレッシャーと戦っていることを踏まえると、
ブラジルのそのプレーは、見ている私達を驚愕させる。
さて、今日は日本がベスト8をかけパラグアイと対戦する。
八咫烏と日の丸を背負う選手のプレッシャーは相当なものと思うが、
プロ中のプロの集まりである代表には、何が何でも勝ってもらいたい、
日本サッカーの夢、DREAMの為にボールを奪い勝負を賭けて貰いたい。
同じく、今日、スペインvs.ポルトガルが行われる。
セスクはチリ戦で右足首を負傷したシャビ・アロンソの代わりに先発出場する可能性もある
またシルバは右サイドでの起点としてトーレスに代わり出場する機会があるかもしれない。
シャビ、イニエスタと共に"クアトロ・フゴーネス（4人の創造者）"と称され、
'08年ユーロ優勝に貢献したセスクとシルバがいよいよ本領を発揮する時がきたのかもしれない
スペインのサッカーはここからなのである。
インテリジェンスなスペインサッカーと
アルゼンチンとの準決勝、
ブラジルとの決勝
いよいよその時が近づいてきた気がする！
ワールドカップは、其の名の通り全てがワールドなのである。
