今日から待ちに待った夏休み！
待ちに待っているのは子供だけで、大人はこの茹だるような暑さと
家中に響く子供の声、早く９月、新学期が待ち遠しくなってきた。
さて、今日は、キーパーについて、
先週行われたサッカー大会で、U-12のキーパーがファインセーブを連発したとのこと、
私も最終日は、その様子を遠くから眺めていたのだが、
実意に素晴らしい判断、セーブであった。
VALIEには、GKコーチが常駐し質の高いトレーニングが行われている。
残念ながら、玉川グランドはクレーコートであり、
昔河川だった所を埋め立てているため、小石が多い。
GKの練習場所としては、最悪な条件である。
しかし、質の高いトレーニングを行うにしろ、その悪条件は度外視、克服できない。
つまり、小石が多くある土の上でセービングの練習である。
無論、小石は何時も拾うのだが、不思議な物で湧くように出てくる。
夏でも、あの厚いウェアーにグローブ。
痛さと、苦しさと、汚さと。
三重苦どころか、VALIEのキーパーは五重苦程の中でトレーニングをしている。
来る日も、来る日も、
ぬかるんだグランド状態の時は、まともに家に帰れない。
家の人もさぞかし大変だろう。
ピッチの選手、特にフォワードの選手の華やかさとは、余りにも縁遠い。
チームが得点しても、一人で拳を掲げて喜びを表すのが精一杯。
余りにも、ジュニアの時期には余りにも可哀想に見えるゴールキーパー。
その彼にスポットライトがようやく当たったのである。
この日の為に、いや、
このワンプレーの為に、
何時出来るか解らないけど、ひたすら準備し、判断力を養い、勇気を培い、
それで出来たワンプレー。
最高に価値あるプレー。
偶然ではなく必然的に生まれたプレー。
身につけてきたな！
U-12のGKは４年生の時見ていたが、下半身のバランスが良かった選手、
ピッチでの活躍をと思っていたが、自らゴールキーパーへ進んでいった。
自信になっただろうな？
来る日も、来る日も、我慢したこと、
それが報われたこと。
彼にとって素晴らしい大会だったと思う。
また、来る日も、来る日も、
次の段階へ向けて！！
頑張れ！！
